腰痛

冷えからくる腰痛の症状と対処法!足冷えする人は要注意■R

冷えからくる腰痛対処法・症状

腰痛は、多くの日本人が悩まされています。

しかし、そんな腰痛の85%が原因不明ともいわれ、適切な対処をすることや根本的な解消がむずかしい傾向にあります。

今回は、そんな腰痛の原因のひとつ「冷え」に注目します。

  • 冷えると腰が痛いのはなぜか
  • 冷えからくる腰痛の対処法

そんな疑問・お悩みにお答えしていきます。

 

冷えからくる腰痛の症状

腰痛とはいえ、その症状にもさまざまあります。

ここでは冷えからくる腰痛の症状をご紹介します。

冷えると腰が痛い?

「寒い日はなんだか腰が辛い」

「冷えると腰が痛い」

そんなお悩みはありませんか?

それはたまたまではなく、冷えによって腰痛が生じているかもしれません。

腰痛の原因が冷え・寒さにあるかどうかは次に紹介する特徴から判別できます。

冷えによる腰痛の症状

冷えによる腰痛の症状には、以下のような特徴があります。

  • 冬など気温が低い時に痛みを感じる
  • 風呂上りなど身体が温まると痛みが引く
  • 夏でも冷房が強いと痛みを感じる

冷え腰痛は、最初は身体が冷えている時だけの一時的なものかもしれません。

しかしそれを放置すると、慢性的な腰痛になる可能性があります。

なぜなら次に紹介する腰痛の原因が身体にクセづいてしまうからです。

 

冷えると腰が痛い理由

なぜ、冷えると腰が痛くなるのでしょうか。

ここでは、冷えによって腰が痛くなる要因3つをご紹介します。

冷え腰痛の原因①筋肉が緊張する

身体が冷えると、筋肉が緊張・収縮します。

筋肉は収縮するときに熱を発します。

ですので身体が冷えを感じると、体温を下げないように筋肉が緊張して発熱しようとするのです。

例えば、あまりに寒い日は身体がガクガクと震える経験をしたことはありませんか?

あれも、筋肉を震わせて発熱しようとする身体のはたらきによるものなんです。

ただ、冷えによって筋肉が緊張すると、筋肉に負担がかかります。

このあとにご紹介する姿勢や血行とも関係がありますが、筋肉に負担がかかると硬くなりやすくなります。

筋肉が硬くなってしまうと、本来はかからなくてもいいはずの負担が生じます。

そうした負担がかかりやすい部位が身体の中心部である「腰」です。

ですので、身体が冷えて筋肉の緊張状態が続くと、腰痛に繋がってしまうのです。

冷え腰痛の原因②姿勢が崩れる

冷えによって腰痛が生じるとき、姿勢の崩れが関係していることが多分にあります。

寒い時、みなさんはどんな体勢になるでしょうか?

ぎゅーっと縮こまるように身体を丸めませんか?

身体が冷えると筋肉が収縮することもあって、以下のような姿勢になりやすくなります。

  • 猫背になる
  • 肩が前に出る
  • 前かがみになる
  • 首や顔が前に出る
  • 肩甲骨が開いた状態になる

姿勢が崩れたとき、身体の内部では、骨盤が歪んだり一部の筋肉への負担が大きくなっていたりします。

このような崩れた姿勢のバランスを取ろうとして、腰に負担がかかり痛みが生じてしまうのです。

冷え腰痛の原因③血行がわるくなる

身体が冷えると、以下の理由から血行がわるくなります。

  • 血管が収縮する
  • 姿勢が崩れて血行に滞りが生じる
  • 筋肉が硬くなりポンプ機能が低下する

これがさらに冷えに拍車をかけることとなり、悪循環に陥ってしまいます。

こうした血行不良は、筋肉の張りを助長して腰痛を悪化させることになります。

 

冷えからくる腰痛の対処法

では、冷えからくる腰痛にはどのように対処すればよいのでしょうか。

ここでは冷え対策として5つのポイントをご紹介します。

  • 服装
  • 姿勢
  • 食事
  • 入浴
  • ストレス対策

ご自身の生活習慣を以上のポイントに沿ってチェックしてみましょう。

対処法①服装

服装から冷え対策をするときのポイントはいくつかあります。

  • 重ね着をする
  • 腹巻をする
  • ブランケットをつかう
  • 締め付けない
  • カイロを貼る
  • 靴も暖かいものを履く

服装から冷え対策をするときに意外と漏れがちなのが、「締め付けない」という観点です。

寒いからと重ね着しすぎたり、きついものを着用したりすると、知らず知らずのうちに身体を締め付けることになります。

きつい締め付けを長時間続けると、どうしても血行がわるくなってしまいます。

ちなみに、気温が低い時はむしろ、ゆとりのある服を着て衣服内に空気の層をつくることで保温効果を高めることができます。

ですので、「暖かさ」と同時に「締め付け」も意識して服装を調整してみましょう。

また、夏場もクーラーなどで冷えやすいので、季節に関係なく身体を冷やさない服装を心がけましょう。

対処法②姿勢

血行を良好に保つためには、普段の姿勢も大切です。

座る時、歩く時、立っている時、寝る時、運動する時、どんなシチュエーションでも姿勢の要になるのは「骨盤」です。

理想的な姿勢は、「骨盤が立っている」姿勢です。

骨盤が立った姿勢をキープできれば、筋肉も適切に使えて、血行も良好に保つことができます。

何より、腰への負担も軽減できます。

ただ、どうしても姿勢には個人のクセが出て、骨盤が立った姿勢を四六時中キープするのは簡単ではありません。

そんなときは、例えば男性用骨盤パンツ「整体パンツZERO」のような補正下着をしようするのもおすすめです。

「整体パンツZERO」は、整体の先生が開発した骨盤パンツで、骨盤を立てるようにパワーネットが内蔵されています。

普段の意識に加えて、こうしたサポートグッズを使った骨盤ケア・姿勢の矯正を行ってみましょう。

対処法③食事

冷えは、食事を工夫して身体の内側からも対策しましょう。

食材としておすすめなのは以下のようなものです。

  • 大根
  • ゴボウ
  • ショウガ
  • アサリ
  • ニラ
  • ニンニク
  • カボチャ

基本的に根菜は身体をあたためてくれるので、意識して摂取しましょう。

また、飲み物もあたたかいものが好ましいです。

特に夏場は、暑さから冷たいものを摂取しがちになるので注意しましょう。

対処法④入浴

冷え対策として理想なのは、お風呂でお湯につかる時間をもつことです。

一日に一度でも身体を芯から温める時間をもてるのが理想です。

理想の入浴方法をチェックしておきましょう。

  • お湯の温度は38~40度程度
  • 最低でも5~10分浸かる
  • お風呂から上がったら温かい飲み物で水分補給する

熱い温度のお湯につかると、お風呂から上がった時の湯冷めの原因になってしまいます。

ポイントは、ぬるめの温度で時間をかけて芯からあたたまること。

お風呂上りの水分補給も忘れずに行ってくださいね。

しっかり入浴できれば自律神経も整いやすく、睡眠の質もあがるので、一石二鳥です。

対処法⑤ストレス対策

ストレスが溜まるなどして自律神経のバランスが乱れると、身体が冷えやすくなります。

例えば、怖い人や苦手な人と話したときに、手先が冷たくなる経験をしたことはありませんか?

人は緊張すると、血管が収縮して血行が滞ってしまいます。

精神的負荷がかかって自律神経が乱れても、身体機能が落ちて血行もわるくなります。

もしストレスが溜まりやすくなっていたら、冷え解消にはまずそのストレスを解消することから始めましょう。

 

腰痛のときは足冷えに注意

腰痛のときは「足冷え」に注目してみてください。

冷えからくる腰痛を予防・改善するときの指標のひとつとして、足が冷えていないかどうかが指標のひとつになります。

心臓から遠い足先は、血行がわるくなりやすい部位です。

その足が冷えているときは、全身の血行も滞りやすくなっているかもしれません。

ですので、冷え腰痛の心配があるときは、足冷えしていないかチェックしてみましょう。