スポーツインナー

ランニング用インナー(下着)で夏の暑さ・冬の汗冷え対策

ランニングインナー下着

日々の運動習慣で人気のランニング。

いつでも手軽に始められる反面、こんなお悩みを抱えてはいませんか?

  • ランニング中の汗や暑さが不快
  • ランニングで汗冷えする
  • ランニングの服装に迷っている

このような悩みを解消するカギは「インナー」にあるかもしれません。

肌に直接触れるインナーを工夫することで、ランニングがより快適になることがあります。

そこで今回は、

  • ランニングのインナーにはどんな効果があるのか
  • ランニング用インナーにはどんなものがあるか
  • ランニング用インナーのおすすめ

をご紹介してきます。

 

ランニングはインナー次第でどう違う?着用のメリット

ランニングをするときはなるべくストレスの少ない服装に着替えますよね。

服装次第でランニング中の運動パフォーマンスや、身体的ストレスが変わってきます。

ここでは、ランニング中のインナー着用のメリットと普通の下着との違いをご紹介します。

夏のランニングの汗・暑さ対策に

ランニングは季節に関係なく汗をかきますが、特に夏場は汗の量が多いですよね。

そんなランニング中の汗対策のカギを握るのが「インナー」です。

普通の下着は、綿素材のものが多く、たしかに汗をよく吸ってくれます。

しかし、吸収した汗がなかなか乾かないのも特徴で、

  • 体温調整がしにくくなる
  • 濡れた生地が肌に触れて汗冷えしやすくなる
  • 生地が重くなり動きの妨げになる

というデメリットがあります。

その点で、大量に汗をかくランニング中は、適切に汗対策ができるスポーツインナーの着用をおすすめします。

ランニング用のスポーツインナーは、汗をよく吸うだけでなく乾きやすく、ものによっては冷感をもたらすなどさまざまな機能があります。

特に夏場は、汗をかいてその気化熱で体温上昇を抑制しているので、ランニングインナーの汗対策が体温調整を助けてくれます。

このようにインナーが暑い夏場のランニングをより快適にしてくれます。

冬のランニングの汗冷え防止・防寒に

冬のランニングで注意したいのが「汗冷え」です。

普通の下着の場合、特に冬場は肌やウェアについた汗が乾きにくい傾向にあります。

水分の熱伝導率は空気の25倍といわれ、肌に汗がついていたり、濡れた生地が肌に触れたりしていると、急激に体温を奪ってしまいます。

運動後に身体が冷えやすいのはこのためです。

せっかく運動しても風邪を引いてしまっては元も子もありません。

その点、ランニング向けポーツインナーは肌をドライな状態に保ちやすいので、汗冷えのリスクを軽減できます。

スポーツインナーの中には、水蒸気を吸着して発熱するタイプのものもあり、冬場の防寒にも重宝します。

血行を促進し運動効率アップ・スタミナ温存に

ランニング中にスポーツインナーを着用すると、血行がよくなることがあります。

多くのスポーツインナーはピタっとした着用感で、血行を促してくれます。

血行がよくなると、体内循環がよくなり、酸素や栄養がいきわたりやすくなり筋肉の動きも活性化します。

これによってランニング中の運動効率の安定が見込めます。

ランニング後の疲労回復にも

ランニング後は、筋肉に疲労が溜まっています。

筋肉の疲労回復に必要なのが、血液です。

血行をよくすることで、筋肉の疲労回復や、筋肉痛の緩和につながります。

ランニング向けインナーは、そんな運動後の身体のケアにも一役買ってくれます。

 

ランニング用インナーの種類は?おすすめ機能3選

ランニング用インナーを選ぶとき、その種類・機能性の多さから悩んでしまうことも少なくありません。

ここでは、ランニング用インナーのさまざまある機能のうち、抑えておくべきものを3つご紹介します。

吸汗速乾

ランニング用のインナーに「吸汗速乾」機能は欠かせません。

スポーツインナーの吸汗速乾性は、水分がより狭いところに移動する「毛細管現象」を活用してつくられています。

ティッシュの先端を水に浸すと勝手にじわじわと水が広がっていくように、スポーツインナーも汗を吸収したら生地内に広げる構造になっています。

吸った水分の表面積を広げることで、乾きやすくなるのです。

こうして肌をドライな状態に保つことで、夏場は暑さ対策に、冬場は汗冷え対策ができます。

インナー着用によって汗の不快感やストレスを軽減することで、より快適なランニングを追求できます。

接触冷感

接触冷感は夏場のランニングにおすすめです。

生地自体が冷たくなるわけではなく、水分が生地に吸着するときに肌の熱を奪うことでヒンヤリ感じるという仕組みになっています。

この接触冷感機能があるだけで、暑い夏場のランニングも比較的涼しく快適に楽しめます。

体感温度も下がり、熱中症対策にももってこいです。

コンプレッション(加圧)

スポーツインナーで人気が高いのが、コンプレッション(加圧)タイプです。

コンプレッションインナーは、普通の下着や他のスポーツインナーに比べて、締め付けのある着用感が特徴です。

身体に圧をかけることで、血行を促進し筋肉の動きを活性化します。

ランニング中にコンプレッションインナーを着用することで、

  • 身体のブレ軽減
  • 体感のサポート
  • 運動効率アップ
  • スタミナ温存
  • 筋肉への負担軽減
  • 筋肉の疲労回復

などの効果が期待できます。

加圧がサポーター代わりにもなるので、ケガ予防にもなります。

 

ランニング用インナーの選び方のポイント

機能性

ランニング用インナーの機能はたくさんあります。

できれば、季節によって機能別にインナーを使い分けるのがおすすめです。

春・夏

暖かい日の多い春や夏に着用するランニング用インナーは、以下の機能がおすすめです。

  • 吸汗速乾
  • 接触冷感
  • UV(紫外線)カット
  • 防菌
  • 防臭
  • コンプレッション

インナーにUVカットは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、紫外線は衣類を貫通することが往々にしてあります。

特にランニング用ウェアは通気性を確保するために繊維の網目が荒い傾向にありますから、紫外線を貫通しやすいのです。

ですので、日差しが強いときにはUVカットができるランニング用インナーもおすすめです。

秋・冬

気温が下がり、風も冷たくなってくる秋・冬におすすめの機能は以下のようなものがあります。

  • 吸汗速乾
  • 保温
  • 吸湿発熱
  • コンプレッション

「吸湿発熱」は、身体が発する水蒸気を生地が吸着したときに、その運動エネルギーを熱にかえるというもの。

吸湿発熱素材としては「メリノウール」という素材が人気です。

あたたかい機能のスポーツインナーを着用して汗冷えを防ぐのが、寒い時期のランニングのポイントです。

サイズ

ランニング用インナーを選ぶときに注意すべきことのひとつが、サイズです。

スポーツインナーは、サイズに規格が一定でなく、商品やメーカーによって寸法が異なります。

インナーを選ぶ前に、ご自身の肩・胸・ウエスト・ヒップなどのサイズを把握しておくとサイズ間違いを避けられます。

また、「ウエスト的にはMサイズだが、ヒップ的にはLサイズ」という場合には、大きいほうの部位に合わせるのが無難です。

素材

ランニング用のインナーの素材で多いのは「ポリエステル」です。

一言に「ポリエステル」といっても、繊維への加工や編み方の工夫によって備わっている機能が異なります。

素材と合わせて、どんな特徴があるかもチェックしましょう。

ちなみに、普通の下着の素材に多い「綿」はなかなか汗が乾きにくいので、あまりおすすめできません。

暑い夏場、綿のTシャツ一枚よりも、長袖・ハイネックのスポーツインナーのほうが体感温度が低いこともあります。

 

ランニング用インナー(下着)におすすめの整体パンツ

ランニング中の下半身インナー(下着)におすすめしたいのが「整体パンツZERO」です。

「整体パンツZERO」は、着用により「骨盤を立てる」よう設計されています。

骨盤の歪みや姿勢を正す、男性用骨盤パンツなのです。

骨盤が安定することで、

  • 筋肉が正しく使える
  • 動きのブレが減る
  • 姿勢がよくなる
  • 呼吸や血流が安定する

以上のような効果が期待できます。

また、「整体パンツZERO」は、ナイロン・ポリウレタン・綿でつくられています。

肌触りがやわらかく、ストレッチ性・通気性・吸水性に優れているのが特徴です。

長時間のランニングをストレスなく骨盤から支えてくれます。