スポーツインナー

登山用防寒インナーは冬の必需品!体力温存や疲労軽減にもおすすめ

登山防寒インナー冬

冬の登山は、とても寒い一方で汗がなかなか乾かず、服装体温調整が難しいですよね。

そんな冬の登山の服装は、「インナー」がポイントです。

今回は、登山用インナーの冬における効果や種類ごとの選び方をご紹介します。

 

登山用インナーには冬に役立つ効果・メリット

防寒

冬の登山は寒さとのたたかいです。

登山用インナーが欠かせないのは、防寒・保温ができるからです。

というのも、登山用インナーを着用することで、

  • 汗を吸収する
  • 水分を熱に変える
  • 吸収した水分を乾かす
  • 衣服内に空気の層をつくる
  • 熱を逃がさない

以上のような効果があります。

肌とウェアの間に登山用インナーがあることで空気の層ができ、衣服内のあたたかさをキープして身体が冷えるのを軽減できます。

「普通のインナーでもいいのでは?」

そんな疑問をもたれる方もいるかもしれません。

しかし、登山用インナーが防寒により適しているのは、次に紹介する「汗対策」にあります。

汗対策

登山用インナーが冬に特に欠かせないのは、汗対策ができるからです。

冬は寒く、特に標高が高いところでは気温がぐっと下がりますから、そんなに汗の心配はなさそうに見えますよね?

しかし、冬こそ汗が厄介で、

  • 汗で蒸れやすい
  • 汗で濡れた生地が乾きにくい
  • 濡れた衣服で身体が冷えやすい

という悩みが絶えません。

人間の身体は、汗だけでなく常に水蒸気を発していて、とくに厚手のウェアを重ね着する冬場の登山では、汗による不快感が増しやすいのです。

ですので、吸汗速乾に優れた登山用インナー着用が欠かせません。

疲労軽減

冬の寒さは体力を奪います。

熱をつくろうと筋肉が震え、暖かさをキープしようとエネルギーをつかうからです。

また、寒いと血管は収縮し血行もわるくなりやすく、酸素や栄養が身体に行き渡りにくくなります。

それでより運動効率が落ちやすくなってしまうのです。

そんな時に登山用インナーは、血行を促して疲労軽減体力温存に一役買ってくれます。

登山用インナーの中でも特に、加圧タイプのピタっとした着心地のものは、肌に密着して血行促進身体動作をサポートしてくれます。

また、登山用インナーが身体動作のブレを軽減してくれるので、運動効率アップによってスタミナ維持も期待できます。

 

登山用インナーの冬に向けた選び方3つのポイント

機能性

登山用インナーで欠かせない機能は3つあります。

  • 吸汗速乾性
  • ストレッチ性
  • 保温性

吸汗速乾性

吸汗速乾性は、その名の通り汗をよく吸収し、生地が濡れても乾きやすいのが特徴です。

「毛細管現象」を活かして、生地が水分を吸い上げやすいように繊維や生地構造に加工が施されています。

毛細管現象は、水分がより狭いところに移動する原理のことです。

イメージとしてはティッシュの先端を水に浸したときに勝手にじわじわと広がっていく、あの現象です。

登山用インナーは、そうして吸収した汗を生地内で薄く広く行き渡らせます。

そうすることによって、水分の表面積を広げ、乾きやすくするのです。

冬の汗のムレ・冷え・不快感対策に、この吸汗速乾性のある登山用インナーの着用は必須です。

メッシュタイプのドライウェアと重ね着してレイヤリングすることで、その効果を高めることができます。

ストレッチ性

登山用インナーにはストレッチ性(伸縮性)が欠かせません。

生地同士の摩擦や、身体動作への反発を最小限に抑え、運動効率を高めるためです。

ストレッチ性が高いと、血行やリンパの流れを邪魔せず身体をサポートしてくれます。

ストレッチ性の高い「ポリウレタン」がつかわれている登山用インナーがおすすめです。

保温性

登山用インナーの保温性は、身体の発する水蒸気が生地に吸着したときに発熱することで高まります。

水蒸気の運動エネルギーを熱に変えるのです。

また、その熱を衣服内に留めることで、あたたかさをキープできます。

この時、外衣ウェアには、ナイロン素材など防風のできるものを着用しておくと、その保温効果を維持できます。

素材

登山用インナーを冬用に選ぶのであれば、素材としておすすめなのは3つです。

  • ポリエステル
  • ナイロン
  • メリノウール

ポリエステル

登山用だけでなく、ほとんどのスポーツインナーが主にポリエステルでつくられています。

ポリエステルは、

  • 速乾性が高い
  • 軽い
  • 耐久性がある
  • 加工しやすい

という特徴があります。

同じポリエステルのインナーでも、加工の仕方や生地構造の違い、他繊維とのバランスなどによって、さまざまな機能の違いがあります。

注意点としては、化学繊維で肌への刺激が強いことがあるので、敏感肌の人は注意が必要です。

ナイロン

ナイロンも化学繊維です。

特徴としては、

  • 伸縮性が高い
  • 軽い
  • 肌触りがやわらかい
  • 耐久性が高い

といったものがあります。

他の繊維と混合でつかわれることが多いです。

こちらも化学繊維なので、肌に合うか確認しながら着用しましょう。

メリノウール

メリノウールは、メリノ種の羊の毛のことで、天然素材のひとつです。

吸汗性だけでなく発熱性・保温性が高いので、冬の登山の防寒・保温インナーにおすすめです。

消臭効果もあるのが特徴です。

天然素材なので、肌が弱い人には化学繊維よりも刺激が少なく済みます。

ただ、ポリエステルなどの化学繊維に比べると少しお値段が張る傾向にあるので、お財布と相談しましょう。

サイズ

登山用インナーで注意したいのが「サイズ」です。

登山用インナーは、メーカーや商品ごとにサイズ規格が異なることがあります。

普通の下着でMサイズを着用していても、登山用インナーはLサイズ、ということも度々あります。

そこで、登山用インナー購入の前に

  • 肩幅
  • 胸囲
  • ウエスト
  • ヒップ
  • 太ももまわり
  • 股下

などのご自身の寸法を把握しておくのがおすすめです。

また、登山は長時間にわたるので、きつすぎず無理なく着用できるものを選びましょう。

 

登山用防寒インナーにおすすめの整体パンツ

登山用防寒インナーの下半身アイテムにおすすめなのが、「整体パンツZERO」です。

「整体パンツZERO」は、着用することで骨盤を立ててくれる、男性用の骨盤パンツです。

冬の長時間の登山も、骨盤から全身の動きをサポートします。

また、素材にナイロン・ポリウレタン・綿をつかっているので、伸縮性・通気性にすぐれてはき心地も抜群です。

ストレスなく、骨盤まわりの防寒・サポートをしてくれます。