男女ともにカジュアルに楽しめるスポーツとして人気の高い「フットサル」。
フットサルの服装は、サッカーほど規定が厳しくない分、ウェアやインナー選びに迷う人も少なくないようです。
そこで今回は、フットサルをより快適にプレーできるよう身体を支えてくれる「インナー」に焦点を当てていきます。
フットサルにおけるインナーの、
- メリット
- 種類
- 選び方
- おすすめ
をご紹介していきます。
目次
フットサル中、ウェアの下にインナーを着用してますか?
フットサルのウェアのしたには、インナーを着用していますか?
フットサルプレー中は、ウェアのしたにスポーツインナーを着用するのがオススメです。
ここではスポーツ用のインナーを着用するメリットをご紹介します。
汗対策
フットサル中の汗対策にはインナーがポイントになります。
フットサルにも使えるスポーツインナーの多くは、ピタっとした着心地のものが多くあります。
肌に接する面積が多いことで、運動中の汗をよく吸収してくれます。
また、吸汗に加え速乾機能が備わっていることも多く、汗の不快感・ムレ・動きにくさ軽減が期待できます。
体温調節
汗対策ができると、体温調整がしやすくなるメリットもあります。
人間の身体は、汗をかくことで熱を逃がして体温の上昇を調整しています。
しかし夏場は湿度が高く、肌がむき出しだとなかなか汗が蒸発できず体温調節が追いつかないことがあります。
フットサルでもそれは同じことで、インナーを着用して汗を適切に処理できるよう備えるのが大切です。
また、冬場でも人間の身体は常に水蒸気を出していますから、それが蒸発するときに熱が逃げて「汗冷え」しやすくなります。
そんなときは、保温インナーを着用して空気の層をつくることで、熱が過度に逃げないようにして防寒効果も期待できます。
運動効率アップ
フットサルにインナー着用がおすすめなのは、運動効率アップが見込めるためでもあります。
スポーツインナーにはたくさんの機能を備えたものがありますが、そのひとつに「コンプレッション(加圧)」機能があります。
身体に圧をかけることで、血行をうながし筋肉の動きを活性化したり、動きのブレを軽減する効果があります。
こうしたインナーの筋肉サポート力によって、効率的に身体が動かせるようになります。
疲労軽減
スポーツインナーが血行をよくしてくれることで、全身に酸素が行きわたりやすくなり、さらには筋肉にも栄養が行きわたりやすくなります。
特に運動直後は筋肉に疲労がたまっています。
この疲労回復には、血液の循環が欠かせません。
インナーを着用して血行をよくして、酸素や栄養を行きわたらせることで、疲労軽減や筋肉痛の緩和が期待できます。
ケガ予防
フットサルにおけるインナー着用は、ケガの予防効果もあります。
フットサルは、プレー中の接触が多い上にボールを扱う競技なので、ケガしやすいスポーツです。
インナーは、身体の動きをサポートしながら、テーピング的な役割も担ってくれます。
フットサルに限らず、筋肉が硬くなりやすく急な運動で身体を痛めやすい冬の時期には、スポーツインナーがサポーターとして一役買ってくれます。
フットサルに役立つインナーの種類
フットサルに役立つインナーにもいくつか種類があります。
ここではインナーの機能面・デザイン面での種類をご紹介します。
機能性
吸汗速乾
フットサルを含むスポーツ全般で重宝するのが、インナーの吸汗速乾機能です。
吸汗速乾は繊維に加工して、「毛細管現象」によって汗を吸いやすくし、生地中で水分が広がりやすくなることで乾きやすくなるというメカニズムです。
素材としては、加工しやすい「ポリエステル」がほとんどです。
接触冷感
接触冷感は、汗を吸収したときに肌の熱を奪うことでヒンヤリ感を出すというもの。
汗対策もでき体感温度も下げられるので、暑い夏場のフットサルに役立ちます。
素材としては、熱伝導率の高いレーヨンやキュプラ、ポリエステルが多いです。
吸汗発熱
冬場に活躍する吸汗発熱機能は、身体から出る水蒸気の運動エネルギーを熱に変える仕組みです。
冬場は汗をかきにくいイメージがありますが、身体は絶えず水蒸気を発しています。
その水蒸気がインナーの生地に吸着したときに発熱するように、繊維に加工しています。
これも加工のしやすいポリエステルが多いです。
保温
冬場のフットサルの防寒に欠かせないのが保温性の高いインナーです。
保温のポイントは、衣服内に「空気の層」をつくること。
フットサルインナーの保温性は、放熱されたときにそれを衣服内にとどめておくことで暖かさをキープします。
綿は保温性が高い素材です。
コンプレッション
コンプレッション機能は、身体に圧を加えて動作をサポートします。
加圧によって血行を促し、筋肉の活性化・運動効率アップ・疲労回復などの効果をもたらします。
締めつけ感の強い着用感が特徴です。
デザイン
アンダーシャツ
フットサルに使える上半身インナーに「アンダーシャツ」があります。
タイプとしては、ノースリーブタイプと、長袖とがあります。
また、ハイネックやVネックといった首元のデザインにも違いがあります。
夏場でも屋外でフットサルをするときは、紫外線対策として長袖・ハイネックを着用することもありますので、ご自身の好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
スパッツ・タイツ
フットサルの下半身のインナーは丈の短いものと長いものとがあります。
太ももの真ん中くらいまでのショート丈と、くるぶしくらいまでのロング丈です。
フットサルのインナーの規定はそこまで厳しくないので、色がウェアとちがっても、丈が長くても問題ありません。
フットサルインナーの選び方
インナーを選ぶにも、種類がたくさんあって迷いますよね。
フットサルに役立つインナー選びのポイントをご紹介します。
サイズ
フットサルのインナーを選ぶときのポイントのひとつで欠かせないのが「サイズ」です。
スポーツインナーのサイズ選びで注意すべきなのは、サイズの規格がメーカーや商品ごとに違う点です。
フットサルのインナーを選ぶ前に、
- 肩幅
- 胸囲
- 腹囲
- 太ももまわり
- 股下
など、ご自身の各部位のサイズを把握しておくとよいでしょう。
スポーツインナーのサイズが大きすぎても小さすぎても、十分な効果を発揮できません。
特に勘違いされやすいのが、加圧タイプのインナーです。
コンプレッションインナーには締めつけ感の強いものが多いですが、その締めつけが強ければ強いほどいいというわけではなく、むしろきつすぎると運動効率が落ちるので要注意です。
インナーを新調したら、フットサルをプレーしながら着心地に無理がないか確認するのもおすすめです。
季節
フットサル用のインナーは、季節ごとに使い分けるのがおすすめです。
ここでは、季節ごとにおすすめの機能をご紹介します。
春・夏
気温の高い日が多い春・夏には以下の機能のあるフットサルインナーを選びましょう。
- 吸汗速乾
- 接触冷感
- 通気性
- UVカット
あたたかい日が多い季節には、汗対策が欠かせません。
フットサルプレー中、汗をよく吸って乾きやすいインナーを着用して体温の上昇を抑えることで、身体への負担も減らせますし、熱中症予防にもなります。
また、フットサルのインナーに「紫外線」はあまり関係なさそうにみえますよね。
しかし、フットサル含むスポーツウェアは、通気性を高めるため繊維の網目が荒くなっていることが多く、紫外線が貫通しやすいのです。
フットサルは屋外でプレーすることもありますから、気になる人はインナーで紫外線対策もしていきましょう。
秋・冬
気温が下がり、風が出てきたり、朝晩と日中の気温差が大きくなる秋・冬のフットサルインナーには、以下の機能がおすすめです。
- 吸汗速乾
- 保温
- 吸湿発熱
冬場でも吸汗速乾性のあるインナーがおすすめなのは、「汗冷え」を防ぐためです。
特に運動後は、汗が引く時に体温が奪われやすく、外気の冷たい秋・冬は身体が冷えやすくなります。
なるべく汗が乾きやすいインナーを着用することで、そうした汗冷え予防にもムレ対策にもなります。
また、季節に関係なくおすすめのインナーの機能は「コンプレッション」です。
身体に圧を加えて、フットサル中の動作のブレを軽減し、筋肉も保護できます。
血行を促すことで、フットサルプレー後の疲労軽減にもなります。
フットサルのインナー(スパッツ)におすすめの整体パンツ
フットサル中の身体のサポート役におすすめなインナーが、「整体パンツZERO」です。
「整体パンツZERO」は、着用することで身体の要である「骨盤」をグッと立ててくれます。
骨盤のゆがみというと女性の悩みに多い印象があるかもしれませんが、男性も骨盤はゆがむものです。
「整体パンツZERO」は、そんな男性の骨盤をサポートすることで全身の姿勢を正し、フットサル中の動作効率アップにも役立ちます。
素材は、ナイロン・ポリウレタン・綿でできていて、伸縮性・通気性に長けているのが特徴。
フットサルのインナー(スパッツ)として、骨盤から足腰の安定・効率的なプレーを支えます。