ZEROからのリスタート

【ZEROからのリスタート】東京サンレーヴス

東京サンレーヴス

「ZEROからのリスタート」とは

このプロジェクトは、新型コロナの影響を受けて、リスタートを余儀なくされ
た、スポーツチーム、選手にスポットを当てています。

スポーツチームの運営は本当に大変なこと。特に2020年はコロナの影
響も受けました。それにより存続危機に陥ったチームもたくさんありました。
また活躍の場を奪われた選手も多くいます。

今回「ZEROからのリスタート」では、そのような選手たちにスポットを当てるとともに、
姿勢改善用のスポーツインナーである「整体パンツNEWZERO」をはいて、
前向きに取り組んでいただこうというものです。

今回は、プロバスケットボールチーム東京サンレーヴスの山本英司球団社長と中村友也選手にお話を伺いました。

(聞き手:「整体パンツNEW ZERO」開発者 小林 篤史)

 

「東京サンレーヴス」山本球団社長・中村選手へのインタビュー

コロナの影響で、プロリーグ全試合中止に

小林:東京サンレーヴスはいつぐらいから結成されたチームなんですか?

山本球団社長(以下、山本):
チームの結成は2012年になりましてもともと調布市の方々が有志で集まって結成しましてですね、チームの方は西東京の方を中心に多摩地区を中心にいろんな体育館で試合をさせていただいている状況です。

小林:2012年だったら、結成から8年ですか。今回、例えばコロナの影響とかっていろいろ多分受けられたんじゃないかなと思いますけど、試合とか練習ってできたんですか?。

山本:コロナになってからですね、今年の2月の最終週のところから、コロナで当初は試合が延期っていう形だったんですけども、最終的には中止して、という形になりましてそのままシーズンが終了してしまったというところです。

小林:素人考えですけど、やっぱり試合やって、そしてお客さんが来て、そのチケット収入だったりとか、そこで収入を得ているイメージってすごいあるんです。試合ができなくなるっていうのは結構大変ですよね。

山本:そうですね。収入としてはものすごく痛手ですね。我々はホームゲームが主管試合が、収入源になってきますのでそれが行えないとなると、やはり、収入は厳しいものになりますね。

小林:それ一つのチームだけじゃなくて、他のチームも同じ状況ですよね。皆さんそういうバスケットチームとか、どうやってそういう時期ってどうやって乗り切ってきたんですか。

山本:今までのスポンサー様、スポンサー様も影響を受けてはいるんですけども、そういったところのご支援だったりとか、あとはB1B2リーグに関しては、例えばリーグからの補填があったりですね。

我々もB3リーグで3部ですけども、もともと予定していたものをキャンセルにかかるキャンセル料とかは、リーグが1部負担していただいたりとか。リーグの方もいろいろと動いていただいてはいたんですけども、やはり特に観客入場者数が多いチームであればあるほど損失は大きいので。特に1部リーグとかは厳しいものだったと思いますね。

コロナの影響で主要スポンサーが撤退、チーム存続の危機に

小林:その中でさらに、スポンサーの企業さんが撤退されたっていう話があったんですよね。

山本:我々の主要のスポンサー様が業績がよろしくなかったりとか撤退っていう形がございまして、いろいろちょっと運営資金の目処が立たず、今シーズンはリーグへの参戦がちょっと認められないということで、ちょっと今シーズンはお休みをさせていただいてる状態ではありますね。

小林:ちょっとストレートに聞きますと、山本球団社長も選手も皆動揺したのでは?

山本:いや〜、先が見えないので、一部、いつになればみたいな話もありましたけどそれはもう決定ではなくて、希望的観測だけであって、じゃあ来年リーグできるのか、その頃になったらできるんじゃないかみたいな、何かいろんな話出ましたけど、本当に我々運営側もそうですし、選手もちょうど契約更新の時期を迎えてきますので、試合が行われないと選手の契約は、してもらえませんから。日が経つにつれ、どんどんその辺は不安が膨らんでいったかと思いますね。

プロ16年目の中村友也選手も経験したことのない状況に

小林:中村選手、選手達はどんな感じだったんですか?

中村選手(以下、中村):選手としては、もうただ自宅にいるしかないっていうか・・・。もうチーム自体が動いていないと交渉の話もできないですし、まず試合がないと、評価していただけないので。

小林:場を奪われたわけですもんね。

中村:そうですね。

小林:本当に輝く場っていうのが、ここでしか勝負ができないっていう場を奪われたわけですから。これは不安で仕方ないですよね。

山本:地方のチームは、体育館が比較的使えたりしたんで、地方では練習してるとかそういう話は聞いてましたけど、東京はですね、本当に体育館が使用できないっていう状況でしたので、練習もできないという状況で、本当に我々としては、いつやれるようになるんだろうっていう。今、このご時世で、できるようになったりまたちょっと拡大したからなくなったりみたいな。未だにそんな状態ではあります。

バスケットボール界に暗いニュースは落としたくない!

小林:その中でやっぱり今、懸命に立て直しをはかろうとしていますよね?その原動力ってなんですか?

山本:そうですね。昨シーズンから私はサンレーヴスに加入させていただいて、昨シーズンは運営統括部長って立場でチームの運営を統括させていただいていて、いろいろあってですね、今年の5月に代表取締役に就任したそのタイミングで主要スポンサーさんが撤退されたっていうのもありまして、自分も代表を引き受けてしまったっていうのもありますし。あとは、自分もずっとバスケットボールを続けてきて、バスケットボール自体にも色々自分の人生の中でお世話になってますし、そのバスケットボール界に暗いニュースは落としたくないっていうのが一つ。それと、我々のチームがなくなるっていうことは、選手の働き口がなくなることなんですね。それはちょっと今後のバスケットボール界のためにも避けなければいけないっていう思いを考えたときに、もう腹くくったんですよね。もうやるしかないなって思いまして。そこからいろんなスポンサー営業だったり、新しいオーナーを見つけに行ったりとかですね、そういう活動にも日々、本当に走り回ってるような状況でした。

小林:すごいなんか状況が目に浮かびます。私たちの会社もそんな時期があって。なんか大変だったなと。もう途方にくれるじゃないですか。

山本:はい。ほんとに、窓の外よく見てました(笑)

小林:でもその中でやっぱり腹くくったっていうのがすべてだと思って。そこでやっぱり選手達は「ついていこう!」と思うんじゃないですか?

中村:はい。本当にそうですね。

小林:やっぱりトップが腹括ると選手もそういうの見てるじゃないですか、俺もやんなきゃなって。

歳を重ねて、トレーニング法に変化が

小林:中村選手に聞きたいんですけど、バスケットのトレーニングとかで重視している箇所ってありますか?

中村:そうですね。10代20代のときは、もういかに体を大きくし当たり負けしないか。チームメイト同士でもベンチプレス何キロ上げたとか、スクワット何キロかつけるのかっていうことで目に見えて体も大きくなるので、そういうのを評価されやすいっていうのがありました。でも実際30過ぎてから、ケガが多くなったりして。トレーニングも、練習の時も、入る前に身体をちゃんと動かす、可動域を作ってから、準備できてからっていうのを今心がけてますね。前は、トレーナーから与えられたメニューをこなす、マシーンを使って、筋肉量は何%だったとかそういう数字だけを見ていたんですが。今は、トレーナーにこういう体にしてほしい、と伝えていて。自分はもう筋肉は大きくしなくてもいいけど、ただ走れて飛べる体にしてほしい。そういうのをちゃんと伝えてやっていますね。

バスケットで多いケガは、膝・足首、そして腰

小林:やっぱり経験を積み重ねたり、ケガしたりすると自分で勉強を重ねてトレーニング法とかも変わってくるんですね。ちなみに、バスケ選手ってどんなケガが多いんですか?

中村:膝・足首は気をつけていても防げないケガってあるんですよね。角度によってアキレス腱が切れたりとか。あとは、やっぱり多いのが腰ですね。もうバスケットをやってる以上ずっとついてきますね。

小林:確かに、バスケは体育館でやるから床が硬いですもんね。やっぱり着地したときのその腰の負担って、バスケやってる人って大きい方多いのでその腰の負担って体重の数倍ってかかるんですよね。だから腰はどうしても壊しちゃいますよね。

「『整体パンツNEW ZERO』は下着としてはけるのが魅力的ですね。」(中村友也選手)

小林:今回、整体パンツNEW ZEROに目をつけてもらって、チームに取り入れてもらうことになったんですが、どういうところに注目してもらえたのでしょうか?

中村:以前から腰のサポーターであったり、骨盤をキュッと締めるベルトは使用していたんですけど、かさばったり、ズレたりするんですよね。でもこの「整体パンツNEW ZERO」は下着としてはける、そこが一番魅力的でしたね。しかも、骨盤は正しい位置になってっていうのがいいなと思いました。

小林:ありがとうございます。なんでこの「整体パンツNEW ZERO」を作ったのかなって振り返ってみると、先に女性用を作って、「なんで男性用はないの?」と言われて作ったのはあるんですが、実は自分のためにっていうのもあったんですよね。ずっと僕は野球やってて、腰が痛くて痛くて仕方なくてそれで、野球を諦めたんですよ。今の中村選手の話を聞いてて、みんなコルセットとかを着けて試合したりとかしてるんですよね。バスケでもサッカーでもそうですね。

なので、これ一番そういった選手達に役立つなっていうのはすごい感じて。パフォーマンスアップとかケガの予防にお役に立てたらすごく嬉しいですね。

試合ではいていただくのはもちろん、トレーニングとか、あと日常生活とかでもはいていただくと非常にいいかと思います。

B3から這い上がり、将来必ず、日本一に

小林:最後にこんな話を聞いていこうかと思います。

東京サンレーヴスさん、今回色々、コロナの影響を受けてまさにこれからが本当にリスタートだと思うんですけど、今後の目標、目指しているところを教えていただければなと思います。

山本:今ですね、我々昨シーズンまでB3リーグ3だったんですけども、今シーズンはちょっと退会して社会人連盟の方に登録させていただいてます。今まさに、12月に急遽大会行われるということになったので、東京都の予選の方に参加してますけども、来シーズンからB3に復帰を目指して、準備してるところです。そこからもちろんずっとB3でやるつもりもないですし、もちろんB2、B1と這い上がっていく。その中で何年先になるかちょっとまだわからないですけど、今ですね、我々もNEW ZEROと一緒で、新しいゼロからのスタートという意気込みでやっています。そんな今、いろいろ支えていただいた方とか、一緒に進んでいこうとしていただける方を大事にしながら、将来必ず日本一になれるように。そして、その日本一になったときに、当初から支えていただいてる方たちと喜びを共有、共感できたらなという風に思ってます。

中村:僕は、プロ生活今年で16年目になるんですけど、16年目にして初めて12月から選手とパートナーセールス兼任ということで、普段は営業などでパートナーさんを探しながら、練習もするっていうことをしているんですけど。それが12月1日からで、ちょうど「整体パンツNEW ZERO」の発売日と一緒で(笑)本当にそういう奇跡的な縁もあって、一緒に頑張っていきたいなと思ってます。そして、もう37歳なので、あと10年プレーできるかってとこなんですが、NEW ZEROをはくことで、現役生活をいかに長くできるかってことに挑戦していきたいですね。あとは、山本さんも言っていたように、日本一。その時に自分も携わっていたいなと、それが目標ですね。

それと、もっとバスケットを広めていって、子供たちが入りたい憧れのチームになれるように、自分自身も頑張ってって、同時に後世の教育もしていけたらなって思ってます。

小林:なんかすごい共感できる、二人の話にグッとくるものがあります。

「大人のバスケットボールクリニック」を定期的に開催

山本:今後はですね、地域密着でっていうところもポイントとして、やっていきます。「大人向けのバスケットクリニック」ということもやっていまして。バスケットボールの競技人口って、世界第一位、日本の中ではサッカーに次いで第2位なんです。競技者登録で今63万人いると言われてるんすけど、そのうち57万人は小中高校生なんですね。ミニバスって今すごく盛んですし、中学校・高校もどこの学校でも男女でバスケットボール部がありますよね。また、いろんな企業さんに営業とかに行くと、必ずバスケット経験者がいらっしゃるんですよ。

ただ、みなさん大人になってからはなかなかやってない。何でやってないんですかって聞くと、「やる場所ないし、いきなりやるとケガが怖いし・・・」っておっしゃるんですね。

確かに、いきなりバスケやって、足首骨折したりすると、仕事にも影響あるじゃないですか。なので、そういった大人の方々に、ケガをしない体の使い方というのを教えながら、バスケットボールを楽しんでいこうっていうことをやっています。

そうなってくると、お父さんお母さんもバスケができる、それからもっと言うと、おじいちゃん、おばちゃんもバスケできる。そして子供たちはもちろん、もう一家でバスケットがみんなできるんですよね。そうする家庭内で会話がバスケットになるんですね。実際、うちも、妻も息子たちもバスケ経験者なんですけど、バスケットの会話をするときは、めちゃくちゃ温かい感じです。それ以外のとこはがちょっと置いときますけど(笑)
そういった形で家庭内のコミュニケーションのツールとしてもバスケットが役立ってくることを目指してます。それから大人たちが皆バスケットすると、ビジネスの世界においても、共通の話題ができて、円滑になってくるのではないかと思うんですよね。

小林:それは本当にいい取り組みだと思います。私たちもぜひサポートさせてください。
山本球団社長、中村選手、貴重なお話、熱いお話をありがとうございました!

 

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