ガードルの履き方、一枚履きか重ね履きか?

ガードルの履き方、一枚履きか重ね履きか?

皆さんの中で「骨盤ガードル」は下着というイメージでしょうか、それとも下着とは別物というイメージでしょうか。

ガードル自体に馴染みがないと、骨盤ガードルはさらに下着とはかけ離れた存在に感じる人もいるかもしれませんね。

そのため、普通のショーツをはいて、その上に骨盤ガードルを、と重ね履きをするという人もいるでしょう。

ただ、ショーツと重ねるという履き方をすると、気になる点もいくつか出てきませんか?

  1. 特に暑い季節は蒸れやすいのではないか
  2. ショーツと組み合わせると、ズレるなど履き心地が悪いのではないか
  3. ラインがアウターに響き、不格好なパンツラインになってしまうのではないか

それでも、ショーツ感覚でガードル一枚だけではくのは、衛生的な面で抵抗があるという方もいると思います。

枚履きと重ね履きと、どちらが正しい履き方なのでしょうか。

今回はそんな骨盤ガードルの気になる正しい履き方と、一枚履きと重ね履きの違いをご紹介していきます。

 

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ガードルの履き方の基本

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そもそもガードルとはヒップアップやお腹周りの引き締めなど、体のラインを整えるためにはくもの。

骨盤ガードルは一般的なガードルに、骨盤を整えるベルトの要素をプラスしたものです。

そのため、引き締め感が普通のショーツより強く、履きづらい、はくまでが大変…という方もいるでしょう。

まずは骨盤ガードルの基本的な履き方を知っておきましょう。

ガードルの履く順番、正しい履き方3ステップ

骨盤ガードルは次の3つのステップではくと、正しくスムーズに、そして効果も感じられる履き方ができますよ。

1. ガードルのウエスト部分を折り返す

ガードルはお腹まわりもカバーする作りになっているため、股上が深くなっています。

そのままの状態ではこうとすると、太ももやお尻でつっかえてうまくはけない、ということがよくあるでしょう。

また、無理やり引き上げてしまうと、爪が引っかかって破れやすくなる原因にもなります。

これらを避けて正しくはくには、まずお腹の部分を外側に折り返して、股上を浅くした状態を作ることが必要です。

スムーズにはけるように、布を折り返すひと工夫をしましょう。

2. ガードルを履いたらウエストを整える

骨盤ガードルをはいたら、折り返していた布を元に戻します。

この時、あるべき位置縫い目がきているか、鏡などでチェックしましょう。

おへその部分にくる布が、左右どちらかにズレてはいませんか?

縫製が正しい位置にきていないと、履き心地が悪くなってしまいます。

お腹の中心部分、背中の中心部分がズレていないか、前後ともに位置を調整しましょう。

3. お尻まわりをクイッと引き上げ安定させる

ステップ②でズレがないか確認したら、次はお尻を形成しましょう。

お尻の気になるぜい肉や垂れてしまっている部分を、ガードルに手を入れて自分で引き上げるのです。

お尻と太ももの境界線があいまいな「ぽってりお尻」も、このステップで解消しておきましょう。

骨盤ガードルはただはくだけでなく、自分でお尻のラインを形成するというイメージを持っておくと、より効率的な履き方ができます。

ガードルを効果的に履くための5つのチェックポイント

以上のステップで骨盤ガードルが履けたら、正しく着用できているか次の5つのポイントをチェックしてみましょう。

ポイント1. ウエストの位置

骨盤ガードルをはいて、横から見た時のウエスト部分に注目して下さい。

前後のウエストライン水平になっていますか?

前や後ろのどちらかだけに引っ張られてしまっていると、違和感があるはずです。

ポイント2. ウエストの幅

骨盤ガードルをはいた時のウエストの締まりは適切でしょうか?

食い込みすぎて苦しい場合や、ゆるみがでている場合はサイズが合っていない可能性があります。

ポイント3. 鼠径部(そけいぶ)のくいこみ

足の付け根である鼠径部もチェックしておきましょう。

くいこんでいたり、布が浮いていたりしていませんか?

ポイント4. お尻の形

骨盤ガードルをはいた後のお尻のラインを見てみましょう。

はく前よりもヒップアップされているでしょうか?

どちらかだけお尻のお肉が落ちていませんか?

気になるなら再度、ステップ③で行ったように、手でお尻の形を整えましょう。

ポイント5. 全体のズレや裾

最後に、骨盤ガードルの重なっている布がめくれていないか、裾部分があがっていないかチェックしましょう。

骨盤ガードルには縫製のラインが見える造りになっている場合が多いので、このラインが左右対称に見えているか確認して下さい。

 

▼骨盤ガードルの履き方は、コチラの記事も参考になります。

骨盤ガードルの履き方の基本!寝る時に履いてはいけない3つの理由

 

 

ガードルの履き方は2種類!あなたは一枚履き派?重ね履き派?

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骨盤ガードルの正しい履き方が分かりましたが、やはり気になるのは一枚履きなのか、ショーツの上から重ね履きしてもいいのかという点ですね。

その答えですが、一枚履きでも重ね履きでも、どちらでも問題はないようなのです。

しかし、それぞれの履き方にメリットもあればデメリットもあるので、それを把握しておきましょう。

 

ガードルの一枚履き

一枚履きのメリット

骨盤ガードルを一枚履きすると、ラインがしっかり出るパンツスタイルでも二重にラインが出たり、ごわごわしたりする心配が不要です。

一枚履きを推奨しているガードルの場合は、ショーツとしての機能もついており、デリケートゾーンに直接触れても安心な素材を使っていることがほとんど。

また、蒸れが少なく軽快さも感じられるでしょう。

大きく動くときも、ショーツとガードルのズレを気にする必要もありません。

トイレに行くときも一枚履きの方が重ね履きより楽という人もいるようです。

一枚履きのデメリット

骨盤ガードルを一枚履きすると、縫い目部分がデリケート部分に擦れて、痛みを感じるという人もいるようです。

また、衛生面が気になり、素肌に直接ガードルをはくことに抵抗を感じることが多いようです。

ガードルの重ね履き

重ね履きのメリット

重ね履きのメリットとしてまず挙げられるのは、衛生面での安心感でしょう。

オリモノや急な生理がきたときにも対応できるので、重ね履きを選ぶ女性が多いのも事実です。

生理中は生理用ナプキンを付ける場所がガードルにないことがほとんどので、サニタリーショーツの上にはくと安心ですね。

重ね履きのデメリット

デメリットは蒸れや肌のかぶれの心配があるという点です。

夏場はもちろん、冬場でも骨盤ガードルを重ね履きすることで蒸れてしまうことはあります。

蒸れるとニオイが気になってしまいますよね。

また、デリケートな部分なので、肌が敏感な方は蒸れによる肌のかぶれ、肌荒れも出やすいです。

その他、重ね履きすることでショーツの跡がついてしまったり、ショーツの裾がめくれ上がりが気になってしまうこともあるでしょう。

 

ガードルの一枚履きと重ね履き、効果に違いはある?

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骨盤ガードルの一枚履きと重ね履きのメリットとデメリットは分かりましたが、骨盤ケアの効果の面でみるとどちらが有効なのでしょうか。

重ね履きをしてしまうと、効果が薄れるのでは?と心配になる方もいますよね。

どちらの履き方が効果的なのか、違いを調べてみました。

ガードルの履き方による効果の違いはほとんどない

なんと、骨盤ガードルの一枚履きと重ね履きでは効果に違いはないようです。

重ね履きをすると、本来の縫製ラインとズレてしまうので効果が薄れるように思えますが、骨盤ガードルは体にフィットするように作られているので、多少の厚みでは変わらないとのこと。

どちらの履き方でも問題はないんですね。

「整体ショーツ」と他社のガードルの重ね履きには注意

ただし、重ね履きでも一枚履きでも効果に違いはないものの、整体ショーツ」と骨盤ガードルを併用する場合には効果が見込めない場合があります。

「整体ショーツ」は一般的な骨盤ケア商品と違い、お腹部分は上に、お尻部分は下に引きしめ、骨盤を立てるという構造です。

骨盤ガードルがヒップアップを目的にしており、上へ引きしめるタイプのものであれば、引きしめる方向が逆になってしまい、ちぐはぐになってしまう可能性があります。

「整体ショーツ」と併用するときには、骨盤ガードルである「整体ショーツLONG」と重ね履きするのがおすすめです。

もちろん、「整体ショーツLONG」は直履きできるように作られているので、一枚履きでも問題ありません

▼「整体ショーツLONG」については動画でもご確認いただけます。

 

 

まとめ

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骨盤ガードルは正しい履き方をしていれば、重ね履きをしても一枚履きでも効果に違いはありません。

一枚ではくのに抵抗がある場合には、骨盤ガードルに慣れるまでは重ね履きをするのもひとつの方法です。

また、季節や状況によって履き方を変えてみるのもいいですね。

骨盤ガードルは継続してはくことに意味があるので、自分が快適に感じる履き方をして続けていきましょう。

 

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