#腰の悩み
骨盤を立てる方法5選とそのメリット
「骨盤を立てる」という言葉を聞いたことはありますか?
「骨盤」という言葉は比較的ポピュラーだと思いますが、「骨盤を立てる」となると、聞きなじみがない方も多いかもしれません。
「体をまっすぐにする」という簡単な意味にとらえがちですが、そうではありません。
実は「骨盤を立てる」という動作をすることにより、それまで悩みのタネだった体の不調を整えられるかもしれません。
骨盤=腰の痛み、というイメージがあると思いますが、腰だけではなく、股関節・膝の痛み、肩こり、はたまたスタイルにまで良い影響を与えてくれます。
しかもこの「骨盤を立てる」という動作は決して難しくはありません。
日常生活でのなんてことない意識や、簡単グッズにより身に着けられる動作です。
今回は、
骨盤を立てるだけで得られるメリット
骨盤を立てる方法5選
についてご紹介します。
「骨盤を立てる」とは?
ほとんどの人の場合、骨盤がゆがんでいます。
よく見られるのが「骨盤の前傾(前傾)」と「骨盤の後傾(こうけい)」です。
お腹ぽっこりだったり、よくヒールを履く女性は「骨盤が前傾している」場合が多いです。
お年寄りでお尻がなくなってしまっている人は「骨盤が後傾している」ことがほとんど。
また、日常生活での立ち方・座り方によっては、”左側の骨盤が前にぐいっと出ている”ということもあります。
このように私たちの骨盤はなんらかの形でゆがんでいます。
この骨盤を「正しい位置に戻す」ことを、「骨盤を立てる」といいます。
「骨盤を立てる」だけで得られるメリット
先にお伝えしたように、「骨盤を立てる」だけでたくさんのメリットを得られることができます。
腰がラクになる
骨盤が前傾、または後傾してゆがんでいると、自然とバランスをとるために背骨が通常よりも余計にカーブを描くことになります。
その影響で、椎間板と呼ばれる背骨と背骨の間にある椎間板への負担がかかります。
また、椎間関節という腰椎の後ろにある関節もつまりやすくなります。
椎間板や椎間関節に異常はなくとも、不自然な姿勢が長く続けば筋肉への負担は増し、コリに繋がります。
これらの、椎間板への負担、椎間関節のつまり、筋肉への負担は、骨盤を立てることで負担が軽減されるので、必然的に痛みも和らぐようになるのです。
股関節・膝の痛みがラクになる
腰の痛みがお悩みという方に多いのが膝の痛みです。
膝そのものの不調だと思われがちですがそうではありません。
その原因は骨盤にある、というのがよくあるケースです。
左右どちらかの膝に負担が多くかかっているという場合は特に、骨盤の位置を整え、立ててあげることで負担が軽減され、お悩みも軽くなるかもしれません。
肩こりがラクになる
肩こりの原因は姿勢が悪いということが原因であることがほとんどです。
人間の頭は意外と重く、ボーリングの玉ほどもあるので、支えるだけでも大変です。
それを丸まった背中で支えるのはもっと大変に・・・必然的に肩甲骨周りの筋肉がそれをカバーしようとすることにより、肩への負担が増します。
これがコリとなるのです。
骨盤の上には背骨が乗っかっているので、その大元である骨盤を立たせてあげることによって、上半身にも良い影響が出ます。
頭の重さを分散して支えることができるようになるのです。
これにより肩回りの筋肉への負担が減るので、肩こりにも良いというわけです。
お尻が小さくなる
前傾した骨盤を立てるだけで、必然的にお尻は引っ込みます。
逆にいえば、骨盤が前傾していてはいくらトレーニングをしても、余計な筋肉がつくばかりです。
出っ張った部分が引っ込むので、お尻が小さくなります。
ぽっこりお腹が凹む
骨盤を立てるとお尻とお腹が凹みます。
すると多くの女性にとって大きな悩みのタネであるぽっこりお腹も解消できます。
骨盤が前傾しお腹が突き出ている状態だと、そこに脂肪がたまりどんどんお腹が出てきます。
出っ張っているところには、脂肪がたまりやすいのです。
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「骨盤を立てる」方法5選
骨盤はずっと簡単にゆがんでしまいます。
ですが、骨盤を立てるのは案外簡単です。
ここでは5つの方法をご紹介します。
1. プラス5センチ大股で歩く
骨盤が前傾している人でも、後傾しているでも、たったプラス5センチ大股で歩くようにするだけで、簡単に骨盤を立てることができます。
ここでポイントなのが「かかとを意識した歩き方」です。
現代人の多くは、かかとを引きずって靴の底を擦りながら歩いています。
一般的にこのような歩き方をする人に、姿勢のいい人はいません。
コツコツと音がなるようにかかとから歩くと、自然とプラス5センチ大股になり、骨盤が立つので姿勢もよくなります。
2.「見えないシッポ」を踏まないように座る
実は人間にはシッポがあります。
もちろん目には見えませんが、肛門の少し上のところにある尾骨がその名残なんです。
この「見えないシッポ」を踏まないように座ることを心がけてみてください。
また、背もたれに頼らずに座る、肛門が真下に向くように座ることもポイントです。
背もたれに頼って座ろうとすると、自然と骨盤は後傾します。
背中は丸くなり、後ろに倒れないようバランスをとるために顔が前に突き出ます。
座るときは、肛門がまっすぐ下に向くようにすると、自然と骨盤が立ちます。
3.物を取るときは「ゴリラのポーズ」で
下にあるものを取るとき、ほどんどの人が腰や背中を曲げて取ると思います。
実はこの取り方、腰に負担をかける動作なので注意が必要です。
理想は「股関節から曲げて物を取る」という動作です。
少し足を開いて、背中を出来るだけ真っすぐにしたまま、膝とお尻だけを使って体をスッと上下させてみてください。
これが「ゴリラのポーズ」です。
ちなみに立ち上がるときは、腰や背中ではなく、脚力を使ってください。
そうすると比較的楽に立ち上がることができると思います。
4.「骨盤が立つ」グッズ 「仙骨クッション『仙律』」を活用する
姿勢の専門家・小林篤史が監修した仙骨クッション『仙律』は、人間工学に基づいた傾斜で、骨盤の中心にある仙骨を立ち上げ、正しい背骨のS字カーブをつくります。
オフィスで椅子に乗せて、家でのリラックスタイムの際は床に置いて、二通りで使えます。
5.「骨盤が立つ」グッズ 骨盤ショーツを活用する
骨盤ショーツを選ぶ際は「引き締める方向」に注意する必要があります。
骨盤ショーツのほとんどは、「後ろから前」の方向に引き締めています。
この「後ろから前」への引き締めは一見、ヒップアップ効果があるようにも見えますが、実は間違いです。
後ろから前に引き締めるとお尻が持ち上がります。
お尻が持ち上がると腰の反りは大きくなり、腰痛の一因となってしまうのです。
骨盤ショーツを選ぶ際は、「正しい引き締め方」をしているものを選ぶようにしましょう。
骨盤が立つグッズ 女性用「整体ショーツNEO+」を活用する
女性用骨盤ショーツ「整体ショーツNEO+」は、「正しい引き締め方」を実現したショーツです。
「正しい引き締め方」とは、「前から後ろ下」という方向。
前から後ろ下に正しく引き締めてあげることによって、前傾・後傾していた骨盤が正しい位置に戻り、骨盤が立ちます。
またほど良い引き締め感なので、日中はもちろん寝るときも含めて24時間履くことができます。
毎日24時間履くことによって、骨盤を立つことをより実感できるでしょう。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は「骨盤を立てる」方法とそのメリットについてお伝えしました。
最近は「狭窄症や坐骨神経痛で、お医者さんから骨盤を立てるということを言われたんです」という方もいらっしゃいます。
「骨盤を立てる」というと、ちょっと難しい気もしますが、実はその方法は簡単だったりします。
そしてその簡単な方法で、体にメリットがあるならば試してみたいと思いませんか?
日常生活での意識や、骨盤グッズを活用して、あなたも快適に過ごしましょう!
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「整体ショーツ」の水先案内人。
パワーストーンと、ワンコとぬか漬けが好き。
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