#からだの不調
書籍【ねこ背が治る!寝たまま「耳ピタ」ポーズ】で学べた!体の不調の解消法
朝起きてから夜眠るまで、ずっと肩こりに悩まされている私。
自分で叩いてみたり、揉んでみたりすると、少しだけ軽くなったような気がしますが、すぐにまたコリを感じてしまいます。
疲労回復のためには睡眠が重要だとよく聞くので、睡眠時間は十分に確保しているつもりでいるけれど、いくら寝ても、体も頭もまったくスッキリした感じがしません。
それどころか、寝ている間に背中や腰に負担がかかっているのか、寝起きの腰痛は寝る前よりも辛く感じるような気もしています。
整体やマッサージも好きでよく行くのですが、決して1回あたりの金額が安くはないので、頻繁に通うのを躊躇してしまい、コリが酷いと感じても我慢するしかありません。
そんな時に出会ったのが、最近出版されたこの【ねこ背が治る!寝たまま「耳ピタ」ポーズ】の本。
パラパラとめくってみると、ねこ背チェックシートが目に入ったので、すぐにその場でやってみました。
結果、私の肩こりや腰痛も、ねこ背が原因である可能性が非常に高いことが分かりました。
寝る前の1分間で本当に肩こりがよくなるはずがないと疑いつつ、藁にもすがる思いで読み始めました。
今回のコラムでは、私kanakkoがその中身について簡単にご紹介していきたいと思います。
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解説が充実!読み応えアリ!
じっくり本を読み進めてみると
- どうして肩こりや腰痛といった体の不調が生じるのか
- 不調とねこ背にはどういった因果関係があるのか
- なぜ人間はねこ背になってしまうのか
など、普段から気になっている体の不調に関する素朴な疑問に対して、分かりやすく解説されていました。
【ねこ背が治る!寝たまま「耳ピタ」ポーズ】の本はこの類の健康促進本の中でも、ページ数が多く内容が充実しています。
これまで私が読んできた実践本は、写真とちょっとした解説の文章、そして「モデルのポーズを真似すればOK!」
いうようなハウツー本が多かったように思います。
そういった本には、どの部位の筋肉に、どのような効果をもたらすのか、ということはあまり書かれていないので、実際にストレッチや筋トレなどを始めても結果的にどのようになれば正解なのかということが分かりにくいのです。
それに対し、この本はねこ背になってしまう原因だけでなく、ねこ背が原因となって起こる体の不調に関して、びっしりと解説が書かれていて、読み応えが抜群でした。
点数式のチェックシートにチェックマークを入れながら、自分のねこ背がどれだけ重症化してしまっているかを確認しました。
自分の体の状態を把握するとともに、ねこ背がどれほど人間の体に悪いかということも理論的に知ることができます。
なんと、食べ物や飲み物を飲み込むのがつらく感じるとか、慢性的に感じている頭痛も、ねこ背が原因になる可能性があるのだとか!
普段は意識していなかったけれど、言われてみれば確かに、それらの症状も感じています。
点数が高い方がねこ背が深刻化しているという46点満点のチェックシートのうち、38点と非常に高い点数をたたき出してしまった私。
肩こり、腰痛だけでなく、他にも書かれている各症状に心当たりのある私は、今すぐねこ背を改善しなくては、と思い、そのままページを進めていきました。
読み進めるにつれて理屈を知ることで、長年悩まされてきた肩こりと腰痛だけでなく、生理痛も緩和できそうだな、と期待が高まってきました。
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まずはこれだけ!「耳ピタ」ポーズ
まずは、寝る前に布団に寝転んだ状態でできる、耳ピタポーズ5種類の詳細です。
耳ピタポーズは筋肉を鍛えるのではなく、凝り固まった筋肉をしっかりとほぐすポーズなのだとか。
基本のポーズは、手と足をいちばん遠くに伸ばすポーズですが、寝転んだ状態で行うので、負担や痛みを感じてポーズをとれなかったり、先のステップに進めない、ということがありませんでした。
とても嬉しかったのが、なんと耳ピタポーズに慣れるまでは、1種類のポーズを10秒間行うだけでも、ポーズの途中で心地よくなって寝てしまってもOKなのだとか。
意外なことに、筋肉が形状記憶されるのは寝ている時間であるため、寝る直前にねこ背の原因となる筋肉をほぐし、ねこ背でない状態の形状を記憶させよう、というコンセプトで耳ピタポーズは生み出されたとのことです。
今まで、健康グッズを次から次へと買ってみたはいいけれど、1日5分で良いと売り文句がつけられている製品でも、なかなか続けられなかった三日坊主の私。
耳ピタポーズなら全部やるとしても、1ポーズにつき10秒、合計1分でできるポーズだし、無理して頑張る必要はまったくありません。
加えて、寝る前に筋肉をほぐすと体全体がリラックスして、いい睡眠にも繋がっていくのだとか!
試しに1度やってみましたが、お風呂上りのように全身がぽかぽかしてきて、心地よく眠りにつけました。
翌朝の目覚めもとても良く、これなら毎日続けられそう!と感じました。
もっと頑張りたい人向けの骨盤矯正ポーズ
この本の凄いところは、ねこ背を直すだけでなく、ねこ背の根本的な原因となっている骨盤を矯正するためのポーズも紹介されていることだと思います。
背中と骨盤は言われてみれば確かに繋がっています。
これまで読んだストレッチ関連の本は骨盤矯正についてだけ、もしくは、ねこ背の対策だけが紹介されることが多い中、全身を調整していくのは目からうろこでした。
骨盤の傾き方のチェックポイントのページを確かめて、自分の骨盤が前傾しているのか、逆に後傾しているのかを把握したら、それぞれのタイプ別に効果のあるストレッチをすると、耳ピタポーズの効果がさらにアップするのだそうです。
骨盤矯正ストレッチに関しても、1つのポーズに対して注意・意識するポイントが明確に記載されているため、耳ピタポーズに慣れてきたら取り入れてみようと思いました。
さらに、ねこ首矯正用のストレッチも紹介されています。
ねこ首とはあまり聞かない言葉ですが、背中がねこ背になっていたら、首も同じように丸まってしまっていて、顎が本来あるべき正しい位置からずれてしまっているのだとか。
小林篤史先生は、その状態の首を「ねこ首」と呼んでいます。
特にスマートフォン、ノートパソコンなどの電子機器使用や読書など、前傾姿勢をとる時間が長くなっているとねこ首になりやすく、首だけでなく肩の周辺にも悪影響を及ぼすため、改善するべきなのだそうです。
ねこ首の改善のためには、寝る前の耳ピタポーズだけではなく、日中に肩周辺の筋肉をほぐすことが大切であると、ねこ首改善用のポーズも紹介されていました。
日常生活の中でも正しい姿勢を保つために
毎晩寝る前に行う耳ピタポーズと、骨盤や首、あごの位置を整えることを意識したストレッチを続けることで、徐々にねこ背は改善されていくそうです。
さらに、日常生活の中でも、ねこ背にならないよう心がけることで、もっと早く、良い効果が出るとのこと。
そのために、日常生活の中で避けられない歩く、立つ、座るといった姿勢をとる際に、ねこ背にならないようにするにはどんな時に、どんなことを意識すれば良いのかが書かれています。
私のように、今まさに、ねこ背が癖となってしまって、その結果として様々な体の不調に悩まされている人が、いきなり日常生活の中でねこ背にならないよう意識し続けるのは難しいのではないかと感じました。
耳ピタポーズと骨盤の傾きを調整するストレッチを定着させて、多少なりともねこ背が改善されてくれば、日常生活の姿勢の改善にも意識が向けられるようになれば、加速度的にねこ背の改善が期待できる気がします。
まずは耳ピタポーズを毎日のルーティーンにしつつ、カバンの持ち方や、電車での立ち方など、今すぐに意識できる部分を念頭に入れて、日常生活の中で試せる部分を少しずつ取り入れていってみようと思いました。
これからの体の変化が楽しみです。
「ねこ背が治る!寝たまま「耳ピタ」ポーズ」データ
「ねこ背が治る!寝たまま「耳ピタ」ポーズ」
著者:小林篤史
単行本: 96ページ
出版社: KADOKAWA
ISBN-10: 4046041218
ISBN-13: 978-4046041210
発売日: 2019/2/28
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肩こり、腰痛、生理痛と三大苦が悩みのタネ。健康グッズを試すのが大好き。
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