#からだの不調
子どもの猫背が10秒ストレッチで2ヶ月後に背筋ピンッ!
新学期早々の授業参観、お友だちと一緒に並んでいるわが子の成長した姿に、感動でホロっとしていたところ…
うちの子、猫背だわ! と気づいて愕然とした私kanakkoです。
悩んでいたら、猫背の専門家・小林篤史先生が、猫背の子どもが増加していることや、猫背の原因や悪影響・簡単な改善法まで教えていたので、詳しく調べてみました。
私と同じように、猫背の子どもに悩むママたちへご紹介しますね。
猫背改善法は、ママにも効果的なストレッチなので、親子一緒にやるのがおススメです!
子どもの猫背について
猫背の小学生の子どもが増加しているそうです。
私と同じように、子どもの猫背をなおそうと、頑張って注意しているママも多いはず。
でも、その注意はあまり役に立っていないと、私は感じています。
猫背の専門家・小林篤史先生曰く、
「注意をしてもその場限りで、根本的に猫背をなおすことにはならない。まずは、子どもの猫背の原因や猫背が成長期の子どもに及ぼす影響を知ることから始めて、根本から猫背を矯正してなおすことが大切」なのだそうです。
子どもが猫背になる理由
最近の子どもの生活は、どうしても前かがみになる傾向があります。
ついつい夢中になって、携帯電話やスマホ、オンラインゲームやパソコンなどの画面をのぞき込んでいる子どもを見ると、よく前かがみになっています。
そんな毎日を送っていれば、姿勢が悪くなり猫背になるのは、当然のことかもしれません。
こんな生活が、猫背の子どもを増やしているのでしょう。
猫背が子どもに及ぼす影響
子どもが猫背になると、顔が前に出てくることが多く、頭の重みで首の筋肉に負担がかかったり、背骨が圧迫されたりします。
これによって引き起こされる悪影響は、次のようなものです。
こんな悪影響は、猫背を早く改善して食い止めてしまいましょう!
- 背が伸びる時期に身長が伸びにくい
- 首の筋肉に負担がかかり頭痛に悩まされる
- 首の血流が悪くなり頭がぼーっとしてキレやすくなる
- 首の血流が悪くなり頭がぼーっとして集中力が低下する
猫背の症状と原因
猫背とは、背中が丸まっているものだけではありません。
顔が前に出てくる、肩が前に出て前肩になる、首が肩に埋もれてしまうなどの症状も、猫背になります。
特に子どもに多いのは、首が前に出てくるタイプの猫背です。
猫背の子どもを見つけると、「あごを引きなさい、胸を張りなさい、背筋を伸ばしなさい」と、親ならついうるさく言ってしまいますが、これだけでは猫背を根本からなおすことにはなりません。
まずは親が猫背について勉強することが大切です。
猫背になるのは、背骨の一番下にあり、背骨の土台になっている骨盤が、前や後ろに傾いたりして、背骨に影響を及ぼすからです。
このように、猫背の原因は骨盤のゆがみからきていることを知れば、猫背を根本的になおす一番重要なポイントは、骨盤をまっすぐにすることだと気づくはずです。
まずは子どもの骨盤チェックと骨盤矯正ストレッチ!
まずは猫背をなおすために必要な、骨盤チェックと骨盤のゆがみ矯正ストレッチから始めてみましょう。
猫背矯正の専門家として、今まで2万人を矯正した経験を持つ、柔道整復師・小林篤史先生が教える骨盤矯正ストレッチをご紹介します。
骨盤の傾きチェック
骨盤の傾く向きによってストレッチ方法が違うので、まず骨盤の傾きをチェックする必要があります。
骨盤の傾きには前に傾く骨盤前傾タイプと後ろに傾く骨盤後傾タイプの2タイプがあります。
子どもの体を横から見て、どちらのタイプか判断します。
見分けるポイントは、お尻。
お尻が出っ張っている子どもは、骨盤が前傾しているタイプ。
お尻が引っ込んで、ひざが曲がっている子どもは、骨盤が後傾しているタイプです。
よくわからないときは、鏡に映したり写真に撮ったりして見比べ、ママやパパが見て判断しましょう。
骨盤前傾タイプの特徴
- お尻が出っ張る
- 反り腰
- 内股
- 太ももの前面の筋肉が縮んで硬い
骨盤後傾タイプの特徴
- お尻が引っ込む
- ひざが曲がる
- がに股
- 太ももの後面の筋肉が縮んで硬い
骨盤前傾タイプの骨盤矯正ストレッチ
骨盤が前傾している子どもは、太ももの前面の筋肉が固くなり縮こまっているので、ほぐすことが大事です。
太ももの前側を伸ばすストレッチ
毎日1回、左右10秒ずつします。太ももの前側を意識しながら伸ばすのがコツです。
- イスに左手をかけ右手で右の足の甲を持つ
- そのまま右足を後ろに引き上げ10秒キープ
- 反対側も同様に、椅子に左手をかけ左手で左の足の甲を持つ
- そのまま左足を後ろに引き上げ10秒キープ
股関節の前側を伸ばすストレッチ
毎日1回、左右10秒ずつします。股関節の前側を意識して伸ばすのがコツです。
- 右ひざを床につける
- 左ひざを直角に曲げて前に出す
- 左ひざの上に両手を重ね背中をまっすぐにしたまま体重を前にかけ10秒キープ
- 反対側も同様に左ひざを床につける
- 右ひざを直角に曲げて前に出す
- 右ひざの上に両手を重ね背中をまっすぐにしたまま体重を前にかけ10秒キープ
骨盤後傾タイプの猫背矯正ストレッチ
骨盤が後傾している子どもは、太ももの後面の筋肉が固くなって縮こまっているので、ほぐさなければなりません。
太ももの後側を伸ばすストレッチ
毎日1回、左右10秒ずつします。太ももの後ろ側を意識しながら伸ばすのがコツです。
- イスに浅く腰かけ右足を前に伸ばし、つま先を軽く立てる
- 伸ばした右足のひざの上に両手を重ね上半身を傾けながら圧をかけ10秒キープ
- 反対側も同様にイスに腰かけたまま左足を前に伸ばし、つま先を軽く立てる
- 伸ばし左足のひざの上に両手を重ね上半身を傾けながら圧をかけ10秒キープ
お尻を持ち上げるストレッチ
毎日1回10秒ストレッチします。太ももの後ろ側を意識しながら伸ばすのがコツです。
- イスに浅く腰かけ、太ももとお腹をくっつけるように前かがみになる
- 前かがみになったまま、両手をひざの裏に回し太ももを抱え込むようにする
- 太ももを抱えたまま、お尻をイスからできるだけ高く持ちあげ10秒キープ
子どもの猫背矯正ストレッチ!
骨盤のゆがみをなおしたら、次はいよいよ猫背の矯正です。
子どもに多い、首が前に出ているタイプの猫背(顔出し型猫背)を矯正するストレッチをして、猫背をなおしましょう。
顔出し型猫背矯正
頭の位置が正しいポジションにくる姿勢を、忘れないようにすることが、猫背矯正のコツです。
顔出し引っ込め運動で、10秒かけて戻した頭の位置が正しいポジションなので、その姿勢を忘れずにキープすることで、猫背をなおすことができます。
顔出し引っ込め運動
毎日1回10秒かけてします。上体にきれいに頭をのせるようにします。
- イスに浅く腰かけ、背が少し丸まってもいいので顔を思いきり前に突き出す
- 10秒かけてあごを引きながら、ゆっくり元に戻す
- 元に戻した頭の位置が、本来の正しいポジションなので、その姿勢をおぼえる
まとめ
子どもの猫背をなおすためには、まず、骨盤のゆがみを正すことが大事です。
そして、猫背矯正の運動をします。
こわばった筋肉を、骨盤矯正ストレッチでほぐして骨盤をまっすぐにし、突き出した首を前から正しい位置に戻して上体にのせることで、猫背がなおっていくのです。
早くて2ヶ月、遅くとも3ヶ月丁寧に毎日続けることで、子どもの猫背が改善できますよ。
大人の猫背も然り。
ただ、大人の猫背を矯正するのにストレッチももちろんいいことですが、時間がない!という方には履くだけ整体(R)シリーズの整体ショーツNEOを履くという方法もあります。
履くだけで簡単に骨盤のゆがみをなおせるので、忙しい大人におすすめです。
肩こり、腰痛、生理痛と三大苦が悩みのタネ。健康グッズを試すのが大好き。
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